フランス料理なのに、バターとクリームを極力使っていないんです。

 

バターとクリームを極力使わないのにフレンチになるんです。

フレンチの技術がしっかり理解できていればバター、クリームを抑えることは可能です。

 

フランス料理なのに、バターとクリームを極力使っていないんです。

上:ブイヨンスープ 左:バター 右:クリーム 上のブイヨンスープを使うことで、これだけの量のバターとクリームが必要なくなります。

「フレンチ=バター・クリーム」と言う考え方自体が間違っているからです。

簡単にいえば、「バター」を入れるのはコクを出すため「クリーム」を入れるのは味をまろやかにするためですが、「バター」でなくてもコクを出すことが可能であり、「クリーム」を使わなくてもまろやかさを充分に引き出す事が出来るんです。

コーンポタージュを例にとりましょう。

材料は、もちろん「コーン」、スープのベースになる「ブイヨンスープ」、甘みを引き出すための「オニオン」、そして「バター」「生クリーム」です。

この中で一番重要なのは何だと思いますか?

新鮮な甘いコーンですか?甘さを出すオニオンですか?コクを出すバター?生クリーム?

いいえ、一番大事なのは「ブイヨンスープ」だと私は確信しています。

それも「美味しいブイヨンスープ」がこのコーンポタージュの最大のポイントなんです。

「美味しいブイヨンスープ」とは?そのまま飲んでも美味しいという事です!

一般的なブイヨンスープはそのまま飲んでも物足りなさがあります。でも、それはそれでOKです。

色々なものを加え、加熱し、最後にバターと生クリームで仕上げる。普通に美味しいポタージュが出来上がるでしょう。

しかしichiRyuでは、敢えて「美味しいブイヨンスープ」を使うことで繊細なポタージュに仕上げます。

「美味しいブイヨンスープ」はコーンやオニオンを煮込む時間を短縮できます。

短縮することでコーンやオニオン本来の味と香りを守ります。

味と香りが守られたコーンポタージュに過度なバターも生クリームも必要ありません。

最低限のバターと生クリームでまろやかな美味しいポタージュに仕上がるのです。